仕事内容や働き方、給与について

オペ室看護師は、手術に立ち会う看護師のことを指します。手術を担当する医師に付き添い、スムーズに手術を進められるようにサポートするのがオペ室看護師の役割です。具体的な仕事内容は、器械出しと呼ばれる手術に必要な器具を揃えることと、外回りと言われる進行状況の管理があります。

難しい手術の場合には、医師も余裕が持てなくなるものです。患者の容態によっては、手術が長引いてしまうと命に関わることも珍しくありません。医師をサポートするオペ室看護師の動きにより、手術が成功に結びつくかが決まっていきます。

勤務体制は、昼と夜の勤務に分かれるのが特徴です。急患が運ばれてくるタイミングは、いつになるかわかりません。深夜帯であっても緊張感を持って手術に臨めるように、常に自己管理を怠らないことが大切です。

オペ室看護師は常にオペ室に滞在するため、患者とのコミュニケーションが取りにくい部分があります。緊張感の伴う難しい手術が続いていると、過度のストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。急な手術が入っても正確に動けるように、休日や余暇を使ってのリフレッシュも必要となってきます。

給与面は、病棟勤務の看護師よりも高待遇なことが多いです。患者の命に関わることも多々あるため、オペ室看護師は給与が高めに設定されています。しかし、待遇が良い反面、緊急時には休みの日であっても手術に向かわなくてはいけない不自由さを感じることもよくあるのが現状です。